若手技術者に対して資格取得の動機付けをするため、新人研修で資格がキャリアアップに役立つことや、手当が増額になることを説明しています。試験日程のお知らせや合格者インタビューなどの情報発信にも注力しています。

各技術者に付き、月に一回訪問するフォロー担当も資格取得の相談に乗ります。勉強方法はもちろん、仕事が忙しい中で時間を確保する方法についてもアドバイスします。

自宅はもちろん、通勤・退勤中の電車の中でも試験勉強ができるよう、「2級建築施工管理技士補」では受験対策講座のeラーニングを無料で提供しています。出題頻度の高い問題を中心に講座を作成しているうえ、理解しやすいように写真やイラストを多く使用しています。

資格推進プロジェクトを発足した2022年から1年。2022年前期試験では92名しかいなかった20代の受験者数が2023年前期試験では522名と、約5倍にものぼりました。

受験者数だけでなく、合格者数も大幅に増加しました。2021年前・後期試験の合格者数が合計56名だったのに対し、2022年前・後期の合格者数は126名と、約2.3倍に増えました。