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Q. エンジニアになろうと思ったきっかけは?

カスタマーサポートの仕事をしていた時に、技術的な問い合わせについては技術チームの方々に確認をしながら対応を進めていったのですが、「自分に技術的な知識があれば即座に答えられたはずなのに」と、もどかしさを感じたり、エンジニアの方の知識量に一種の憧れのようなものを抱いたんですね。そこからエンジニアになりたいという気持ちが芽生えてきました。

Q. なるほど。そういった気持ちの中で、オープンアップITエンジニアを選ばれた理由をお聞かせください。

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未経験なので、まずは何でもいいから仕事に就いてエンジニアとしてのスタートを切らなければと思い探していたところ、オープンアップITエンジニアは比較的名前も知られているし、未経験を受け入れる間口が広い印象を受けたので、入社したいと思いました。

Q. 初めての業務について教えてください。

Merakiと呼ばれるクラウド管理型のソリューションを使って小規模なネットワークを作る案件でしたが、右も左もわからないうえに、聞ける人も限られているという状況からのスタートでした。そもそもMerakiというもの自体の情報量が少ないということもありましたが、自分が持っている知識はあくまで知識だけで、仕事で必要な知識というのはまた違うんですね。仕事の進め方や、プロジェクトとしてネットワークを作り上げるまでの工程といったものは現場特有の知識なので、自分が「頭でっかちなだけで何もできない小僧」という気がして、とても無力感がありました。ではどうするかと考えたところ、やはり人と話し合いながら進めていくしかないんですよ。自分は面倒くさがりなので、経験者である諸先輩方に話を聞いてトラブルシューティングをしていく方法が一番間違いの無いかなと。自分でいくつかの解決パターンを考えるよりも、知識のある人に聞いたパターンを試した方が早く解決に導けると思いました。

Q. その後の案件では上司のお仕事に感銘を受けたそうですね。

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いわゆる上司、要件を定義する人たちというのは、たくさんの選択肢の中から何が必要かを考えるので、まず広い知識が必要であることを学びました。私の上司は、まるで研究者のように自分が腑に落ちるまで調べあげるんですよ。そしてお客様への説明や見せ方もとても上手い。お客様は文章だけパッと読んでもわからないので、そういった技術をよく知らないお客様に対して、この技術がいかに他より優れているか順を追って説明したり、資料の見せ方ひとつ取っても勉強になりました。それまでエンジニアというのは技術をひたすら身につけてコマンドを打って設定できる人、という自分の中の定義があったのですが、本当に目指すべきエンジニアは技術の本質やパターンなどをしっかり把握した上で、お客様に伝わるように説明や提案ができるエンジニアであることがわかり、そこを目指したいと思うようになりました。

Q. これからエンジニアを目指す後輩へメッセージをお願いします。

未経験ということで、自分にできるだろうかと不安に感じることも多いと思いますが、「とりあえずやってみて」と言いたいですね。私のように、"勉強はできないけど行動力はある"という人はたくさんいると思います。不安に思っていてもしょうがないし、エンジニアになる方法はいろいろあるのでとりあえずやってみましょう。

Q. ありがとうございます。最後に、西川さんにとって「未経験からITエンジニアを目指す」とは。

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「やればできる。やってみたらできた。」ただそれだけです。私は高校中退からスタートして、大学卒業の人たちとの差を節目節目で感じてきました。その悔しさがバネになっているので、「大学卒業の人が1勉強してるなら自分は3やる」というように、過去の自堕落な自分を見返そうという気持ちでやっています。あとは1日に1行だけでもいいから本を読む、といったように毎日少しでも進むことや、楽しんでやるということは心がけていますね。色々なところに目を向けて勉強して、自分の幅を広げていくことが大事だと思います。

※当社グループは、今後もエンジニアの皆さんに『オープンアッパー』になってもらえるよう、サポートしてまいります。