Engineer Interviewエンジニアインタビュー株式会社夢真
施工管理技術社員 川井康之さん
思い切って扉を開けた、
あの時の自分がいたから今がある
川井さんは現在、地上7階建てのRC造マンション新築現場にて職人さんの調整や安全管理、品質管理、工程管理など、所長の右腕となっています。社会経験で学んだ事を活かし、職人さんへの気遣いをいつも心がけ、スムーズに工程を進めることにやり甲斐を感じておられます。とても家庭を大切にしているお父さん社員です。
※株式会社夢真は1976年の創業以来、長年にわたって多くの建設プロジェクトに携わってまいりました。業界の先駆者としてこれまで培ったノウハウと実績を生かし、お客様に満足していただけるサービスを提供したいと考えています。
エンジニアインタビューについて
オープンアップグループで今までに経験のない「扉(可能性)」にチャレンジし、キャリアを切り開いた人、『オープンアッパー』を紹介します。
Q. 川井さんは前職、報道カメラマンだったそうですね。
はい。某テレビ局の報道局に詰めて、政治・経済、社会ネタなど、ニュースの現場で取材カメラマン(音声収録なども)として働いていました。
Q. 報道カメラマンから建設業界へのジョブチェンジは大変だったのでは?
そうですね。当時は完全に実地で学んでいましたので。最初の現場は建築の知識が全く無い中で、職人さんに色々教えてもらいつつ、何とか頑張って食らい付いていきました。最初の現場がS造で2現場目がRC造だったので、両方とも一からのスタートということで、2現場目も同じような感じでした。そんな中工事写真撮影では、前職カメラマンだった経験が役に立ちました。また社会人としての知識や振る舞いなど、周囲とのコミュニケーションに於いては、前職に限らずこれまでの社会経験が活きて、協力を得られやすかったです。
Q. 仕事に面白みを感じ始めたのはいつごろでしたか。
私の場合は3年目でしょうか。多少なりとも知識を蓄え、工事の状況が見えて来ると「ああなるほど、これが来たから次はこうなるんだ」という具合に、頭の中で整理することができるようになりました。その頃やっと施工管理として主体的に考え、能動的に取り組めているな、という自覚が出てきて、面白みを感じ始めたんだと思います。
Q. 模擬現場研修や特別教育もあり、現在は未経験者でも現場に馴染みやすくなりました。8年経った今、お仕事のどこに面白みややり甲斐を感じますか。
自分が思い描いた形で現場が進んでいくことです。これに関しては、"職人さんへの伝え方"が肝心で、そこに配慮して接することで気持ちよく指示に応えてもらえます。良いコミュニケーションをとってお互いに気持ちよくやって、イメージ通りに工事が完了した時は、お互いに「ありがとうございました!」という達成感と爽快感に包まれます。これが現在の私のやり甲斐なのかな、と思います。
また、外装が終わり外部足場をバラした時、つまり建物が建った瞬間は、何度見ても「ああ、建ったな」と、言葉では言い表し難い感動や達成感があります。
Q. 一級施工管理技士の資格試験を受けて、現在合否結果待ちだそうですね。川井さんにとって資格取得の意義は?
今まで培ってきたキャリアを一瞬で示せるものですね。実際に経験したことが形となり、他人が見てもどういう人物かが判断できるところが、わかりやすくて良いと思います。
また今後キャリアを重ねていく上で、この資格が有効に働く可能性があり、仕事の領域も広がっていくと思います。取得しておいて損は無いんじゃないかなと思います。
Q. 過去の川井さんのように、建設業界へジョブチェンジしようか迷っている人へメッセージをいただけますか。
包み隠さず言うと、私は収入の面でジョブチェンジをしました。その結果、当時思い描いた以上に稼ぐことができています。ただ仕事を決定する際に譲れなかった事は、「自分が興味を持ったことを仕事にすること」です。建設業界に興味を持ち、「何かを変えたい」というのであれば、チャレンジしてみるのもひとつの選択肢です。経験してみないとわからないこともありますし、やってみる価値はあると思います!
※当社グループは、今後もエンジニアの皆さんに『オープンアッパー』になってもらえるよう、サポートしてまいります。