Engineer Interviewエンジニアインタビュー
株式会社夢真
施工管理技術社員 齋藤 航平さん
小さな会話をたくさん積み重ねることで
やるべきこと、知識、信頼を見いだせる
齋藤さんは入社後電気設備担当としてホテルや大型物流施設、研究所、病院など多くの新築工事を経て現在の車輛工場新築工事現場に就任しました。人との会話を大切にし、責任感ある真面目な働きぶりから、「次現場も頼むよ」と言葉をかけられる存在に成長しました。
※株式会社夢真は1976年の創業以来、長年にわたって多くの建設プロジェクトに携わってまいりました。業界の先駆者としてこれまで培ったノウハウと実績を生かし、お客様に満足していただけるサービスを提供したいと考えています。
エンジニアインタビューについて
オープンアップグループで今までに経験のない「扉(可能性)」にチャレンジし、キャリアを切り開いた人、『オープンアッパー』を紹介します。
Q. 齋藤さんはどのような工事に携わっているのですか
栃木県で消防車を製造する会社の工事です。一期工事で消防車の製造工場を、現在二期工事に入っており、車両をプレゼンするための建物、資材倉庫、ポンプの試験場を建設しています。
私の専門分野は電気設備工事で、職人さんの対応や、写真撮影、施工要領書の作成、その他材料発注全般を担当しています。また現場職長として、工程会議への参加や、元請対応や他業種との調整など全体を見ながら運営を行っています。
Q. この現場はどんなところが大変ですか
二期工事の工期が1年という中で、4つの建物をスケジュール内に建てなければならず、4つ分の施工を同時に行えるよう、工程を調整しなければならないところです。特に意匠的な部分でとてもこだわっている建物が多く、その部分に適した器具を何度もお客様にプレゼンしながら最適なものを選定、発注しなければならず、そこで時間的に余裕がなくてプレッシャーを感じます。
あと法的な部分や、建築ルールの部分で、一期工事でできたことが、二期工事ではできない、ということが多いので大変やりづらく制約のある中で、お客様の希望にお応えする且つ施工がやりやすいといった方法を見つけ出すのに悩まされています。
Q. 最近、嬉しかった事はありますか
一期工事に引き続き二期工事も担当することになった際、建築の方から「齋藤さんが居るととても安心します」「齋藤くんなら一人で二期できるんじゃないか」などと言っていただけたことです。信頼されているんだなと感じました。
電気に携わる身としては、例えば照明が点灯した時や、コンセントが使えて機器が動いた時などは、「自分の施工方法がうまくいった」と感じ、それまでの緊張が解けて自信に繋がりました。そして職人さんや同じ事務所のメンバーと一緒に、この喜びを分かち合えるのは大変嬉しいことです。
Q. 最近の研修についてどう思いますか
研修期間に職長・安全衛生責任者教育の特別コースを2日間受講できるのはいいですね。現場でもこの資格を持っていない人が結構いる中で、これは強みになると思います。また私の入社時は現場でのOJTが中心でしたが、今は施工管理者としての基礎的な部分を研修の段階で学べるので、とても良いと思います。
Q. 夢真はフォロー体制を強化しましたが、この変化をどう感じますか
他の会社には無い魅力の一つです。私の入社当初は、1人の営業が担当する技術社員数が多く、そのためどうしてもサポートが行き届かなかったり、スピーディーに対応できない部分があり、会社として一つ課題であったと思います。これを分散というか、技術社員一人一人に対するサポート体制が厚くなったというのは個人的にはとても有り難いです。会社の意識がとても高くなり、非常に良い空気になってきたと思います。頻繁に連絡を取り合えば、トラブルを未然に防ぐこともできると思います。決して「フォロー体制が変わりました」だけで終わらないように実行していただければ嬉しいです。
Q. 新入社員やこれから現場に入る後輩へ、アドバイスをお願いします
建設業は未経験の方が現場に入った時に覚える事がとても多いのですが、最初にやってほしいのは「信頼できる人を見つけて自身も信頼される人になる」という事を目標に仕事をしてください。人との関わりがとても多い職種なので、そこで信頼を得ることができれば自身に味方してくれる人がたくさん出てくるし、そこから知識やいろいろなことを教えて貰える機会もだんだん増えていきます。まずは現場の最低限のルールを守り、与えられた事を一つ一つ丁寧に責任を持ってやってください。
夢真の社員であるという意識を持つことはもちろん、周りからは派遣先の担当者の一人として見られますので、夢真の看板と、派遣先の看板、2つの看板をちゃんと背負って泥をぬらないような仕事をしてほしいな、と思います。
※当社グループは、今後もエンジニアの皆さんに『オープンアッパー』になってもらえるよう、サポートしてまいります。