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Q. 11年以上という経験をお持ちですが、新人で現場に入った頃の苦労をお聞かせいただけますか。

現場に出て最初の苦労は、物の名前がわからないということです。上司への報告の際、その物の名前がわからないため、報告のタイミングが遅れてしまったり、職人さんから色々質問されて答えられないということがありました。その頃、私は人とコミュニケーションを取るのが苦手だったので、とにかく職人さんとの会話を早く終わらせたいと思っている節がありました。そんな中、「これはこういう納まりでいいのか?」と聞かれて、早く話を終わらせたかったので、「それでいいですよ」と言ってしまい、それを職人さんが信じてくれてそのまま施工したんですが、結果的には間違った納まりになってしまい、一度造ったものを壊して、また0からやり直すという、2倍の時間をかけてしまったというのが一番最初に起きた失敗でした。その分お金もかかりますし、工程も遅れるということですね。

Q. 現在は広い知識をお持ちだと思いますが、いかがですか。

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そうですね、11年目になりましたので大体はわかりますが、今でも全くわからない分野もありますし、それはもう日々、新しいことを覚えていくという状況ですね。人に聞けないときはインターネットで調べたりします。最初に覚えたものを、繰り返し現場で見るようになれば、自ずと記憶されていくのかな、と思います。

Q. 最初に2級建築施工管理技士(仕上げ)を取っておられますね。

2回受験しました。初回は学科で落ちました。落ちた理由は明確で、勉強していなかったからです。
そこで総合資格学院のテキストブックを買い、それを通勤の電車の中で読みました。その後テキスト内にある問題集を3周しました。私の場合、青いフリクションペンで書くと、結構脳に刻まれるんですね。そういったことを駆使して2級は合格しました。

Q. その後1級も取得されていますね。

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1級に関しても同じルーティンワークですね。1級は実地の試験が自分の中では難しいと思ったので、書くこと、それを(ちょっと恥ずかしいんですが)家に帰って音読していました。声に出すことにより、脳に刻まれていくという風に思っているので、それをとにかく繰り返し続けていくのが合格の秘訣になるんじゃないかなと思います。

Q. 夢真は草彅さんの成長を助けることができていましたか?

はい、夢真のいいところは営業さんがこまめに連絡を取ってくださり、ヒアリングで今自分が現場でどのような状況に置かれているのか、ということをよく把握してくれるところですね。そしてそれに対し営業さんがすぐに対応してくださるというところが一番いいところだと思います。そのおかげでここまで続けて来ることができました。

Q. "安心感"という基盤があることは、お仕事を続ける上で大きいですね。ぜひ後輩へもエールをいただけますか。

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まずは自分が手に入れたいものを見つけること。それにお金がかかるか、かからないかは人それぞれかと思いますが、「手に入れるにはどうすればいいのか。」仕事をしているとほぼ毎日嫌なことがあると思いますが、これをイメージすることで「嫌だけどちょっと頑張ってみよう」という気持ちになれると思うんですね。会社がバックアップしてくれるので、困ったときは迷わず相談して、必ず手に入れてください!

※当社グループは、今後もエンジニアの皆さんに『オープンアッパー』になってもらえるよう、サポートしてまいります。